2019年6月8日(土)3日目⑥ オルセー美術館
地下鉄とRER線を乗り継いで、
オルセー美術館へやってきた。



わたしはココも初めてなので、妹ちゃんの案内で、5Fカフェへと上るのら。

そしたら、前は気楽なセルフサービスのカフェだったのが、注文式レストランに変わってた。

でも、「もうよくない?」 と、お願いしたら、席にはスグに案内されたし、注文もスグに取りに来てくれた。素敵大時計を間近に見ながら、ゆっくりできてヨカッタヨカッタ。

オルセー美術館5F
カフェ・カンパーナ 大時計がめちゃステキ。

博多駅にも似たのがあるけど、全然違う!パリってオサレー!

明るくすると、こんな感じ。

大盛況。
大時計の近くに座れて嬉しいにゃー(写真は妹ちゃん)

わたしは、こんな。

ココアと、ストロベリーメルバ(半分こ)

ストロベリーメルバ(9€≒1125円))は、
(上にちょっとトッピングあるけど)アイス・いちご・生クリーム・以上!って感じのシンプルさで、端から端まで同じ味。でも、あっという間に完食しちゃったのは、けっこう美味しかったってことかすら? わたしら甘党姉妹なの。(詳細は
→妹ちゃんのブログでも)
オルセー美術館には、教科書に載ってるような有名絵画が、わんさかあるのら。
「サーカス」 ジョルジュ・スーラ
…緻密
(よく分からん)。
「ピアノに寄る少女たち」 ルノワール
ピンクのほっぺがキラキラの、幸せそうな金持の娘さんたちが、かわゆいわぁ。
NYでも見たのと同じような気がしたけど、見比べてみたら、ちょっとだけ違った。(左:NYメトロポリタン美術館 右:パリ オルセー美術館)
「座る娘」 ルノワール
こちらの娘さんは、キラキラピンクは控えめで、更に素敵。…きょ、きょにゅう。
「草上の昼食」 マネ 
何で男ふたりは洋服着てるのに、女性だけ裸でフツーにしてんのか、けっこうな違和感。
「オランピア」マネ
白人女性は娼婦で、黒人女性はお世話係ですと。あー、なるほどねー。そーいえば、さっきの絵の後方にいた女性もけっこうな薄物ですたね。そーゆーことか? なんだかなー。
(そうえいば、選挙行った? 女性参政権は先人女史たちが苦労の末にもぎとってくれた権利なので、ちゃんと行使したいと思ってまふ。たとえ、反映されずとも…。)お外の天使が見てるのは

モンマルトル。てっぺんの白いのはサクレ・クール寺院。
「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットの舞踏会」ルノワール
モンマルトルの丘に実在した、庶民が集うダンスホールの情景だとか。 →
MuseumAnoteより
みんな幸せそうでいいねぇ。こういうのが好き。にやにやしちゃう。
「バレエのレッスン」 ドガ
オペラ座とか「バレエは芸術」ってイメージなんだけど、彼の描いてるバレエは、世界が違うような気がするのら。なんていうか…ひとりひとりが人間に見える?
この子たちは、一生懸命お稽古中。

14歳の踊り子は、ちょっと痩せぎすで痛々しい。NYにいたコは、もうちょっと凛々しかった気がするよ。
「オーヴェルの教会」 ゴッホ

「ローヌ川の星月夜」は、なかった(泣) わたし、これ見に来たのにぃ
ゴッホの夜の絵は見たことないので 
ロンドンのテート・ブリテンに貸出中。くっそー、
わたしが行ったときが貸出中ならよかったのに! でも、わたしがゴッホを好きになったのも、
母と行った九州国立博物館のゴッホ展(←日本にゴッホ作品がイッパイ来た)だし。名画が旅するのは、しょうがないか。アルルの寝室も見つけれなかったし、またリベンジしたいにゃぁ。でも、ゴッホ見るなら
オランダ・アムステルダムのゴッホミュージアムか? それとも、
クレラーミュラー博物館に「夜のカフェテラス」を見に行くか? 知ってる「好き」をなぞるのも楽しいけれど、今のわたしは、見たことない場所やモノをもっと見たい気分なの。
今回見つけた、新お気に入り
(←わたし的に)。
「St George」Sir Alfred Gilbert
立ち方といい、台といい、まんま戦隊フィギアじゃね? でも、帰ってきてからググったら、作者は1934年没で、
ロンドン・ピカデリーサーカスのエロス像を造ったひとでもあるそうな。(→
Wiki)
こんな風に「新しいモノ」と「知ってるモノ」が交錯する瞬間が、たまらなく楽しいのら。